こんにちは。ほゲ部!ひろです。
最近CoDでも大きなアップデートもなく、ひたすらランク進捗を消化していますが、少し物足りなさも感じてきました。
そんなところに7/13に「UBI SOFT(ユービーアイソフト)」より発表された新作バトロワ「Hyper Scape」をちょっとやってみようと思い、少し友人と遊んでみました。
普段バトロワゲームはほとんどやらないのですが、これならやってもいいかな?と思える部分がたくさんあったので、個人的な目線ではありますがいくつか紹介したいと思います。
まだオープンベータテスト期間なので、正式リリースまで色々変更はされるかもしれませんが、現段階での要素で書いていきます。
ここが良いところ
まずは良いと思ったポイントから紹介していきます。あくまで個人的な感想ですが、皆さんの中にも同じように感じている方がいるのではないでしょうか?
とにかくシンプルに効率化を重視されているゲームですので戦闘に集中しやすいのがいいですね!
アーマーの概念が無い!
例えばApexではシールド、CoD WarzoneではアーマーといったようにHPとは別のゲージで攻撃からの耐性をあげるアイテムが見受けられます。
これらのアイテムなしで戦闘に入るとほぼ確実にやられてしまいます。しかしそのアーマー類を集める過程において「インベントリの圧迫」や「味方へ譲渡するための操作」、「アイテム使用時のクールタイム」などアイテム一つで多くの情報を処理していかなくてはいけません。
これが結構ストレスで、緊迫した状況でのアイテム管理の煩雑さや、味方への譲渡中の奇襲など気にしなきゃいけないことが多くなってしまいます。
しかしこのゲームではそもそもアーマーという概念がなくHPのみに気を遣っていれば良いのです!
HP自体は自動回復もできるので、何とか逃げ切れば全回復まで持っていけます。
何よりアイテムの種類が少なくなることで、純粋に戦闘に集中しやすくなります。
これは近年流行りのバトロワの中でも画期的なシステムだと思いました。
弾薬が全て共通!
これが上のアーマー以上に嬉しい点だと感じました。
持っているアイテムによって弾薬は何を使うのか考える必要もないですし、新たな武器を拾っても同じ弾薬を使えるので、わざわざインベントリを開くことすら必要ありません。
マップ上に落ちている弾薬箱を適当に拾っていればどんな武器でも弾薬の補充ができてしまいます。
これは本当に助かりますね!
そもそも味方に弾薬を渡すことはできないのですが、マップ上いたるところに落ちていますし敵を倒した時や武器を融合することでも弾薬の補充ができるので、弾薬に困ることはそんなにないと思います。
インベントリをそもそも開くことが少ない!
上記でインベントリの圧迫などについて触れていますが、そもそも回復アイテム・アーマーが存在しないので、特にいじることはありません。
一応インベントリは存在するのですが、後述するハックの並び替えと武器の並び替えのときに開くくらいです。
ほとんど開くことはないかと思います。
自分が何のアイテムをどれだけ持っているかの管理をする必要がないので、シンプルに戦闘に集中できますね。
やられてしまってもまだ終わりじゃない!
これは新しいなと感じた要素の一つにエコーというシステムがあります。
一度やられてしまうとエコーとなり敵には視認されずにマップ内を動き回ることができ、味方に敵の位置などを知らせることができます。
今までのバトロワだとダウン後確定キルをされてしまうと観戦モードとなり味方視点でしか援護ができなくなってしまいます。
しかしHyper Scapeでは自分の視点で味方の見えない部分の索敵が行えるので、チームプレイとしての貢献度も向上し、うまく復活させてもらえる確率も増えていきます。
序盤でやられてしまうとやることが無く勝利に対して消極的になりがちですが、最後まであきらめず索敵などで援護することでリスポーンの可能性をあきらめることもなくなります。
また復活についてはダウンした場所で蘇生を待つのではなく、別の敵のダウン地点に出現する三角のパッド上に向かう必要があります。
エコーとなり復活ポイントを探し、味方に周りの状況を伝えて蘇生してもらう。
この流れが何度も可能なので、最後まであきらめずに残った見方を援護しましょう!
武器の強化がとてもシンプル!
通常バトロワゲームでは武器アタッチメントを収集していき、それらを武器に装着していくことで強化されていきます。
武器によって装着できるアタッチメントが異なりApexのように品質も様々なものがあると、その探索だけで多くの時間を使ってしまい戦闘に積極的になれないことが多いかと思います。
このゲームではいたってシンプルに「同じ武器を拾って融合する」だけなのです!
融合の方法もただ拾うだけで勝手に融合されるので、余計な手間をかけることもありません。
使用キャラクターによる差は一切なし!
キャラクターによって固有スキルのようなものが存在せず、マップに落ちている「ハック」と呼ばれる特殊スキルを最高2つ所持できるようになっています。
種類も豊富で自分のプレイスタイルに合わせて組み合わせを考えたり、味方のスキルと相談して集めていったりといった自由度がとても高くなっています。
武器と同様にこのハックも融合して強化することができるので、味方と集めるハックをばらけさせることで最高強化までもっていくことが容易になります。
ここが悪いところ
あくまで個人的な感想なので気にしない人は問題ないのですが、プレイしていて「うーん…」というところを書いていきます。
範囲攻撃系の武器が強すぎる!
ハンドガンからスナイパーまで武器は様々あるのですが、その中に範囲系の武器が存在します。
それが「コモド」「サルボEPL」です。
「コモド」は敵や壁に弾が当たった際に範囲爆発を起こす武器で、「サルボEPL」はグレネードのような放物線軌道の弾が地面に2バウンドしたときに範囲爆発を起こします。
これらが非常に厄介で、室内で乱戦になったときに適当に乱射されるだけであっという間にHPを削られてしまいます。
また、爆風により吹き飛ばされるのでこちらのエイムがそれてしまうことが多々あります。
ダメージも未強化でも22ダメージも入るので5発食らえば瀕死状態になってしまいます。
室内でなくとも屋外で適当に撒いていくだけでよいダメージが出せてしまうので、爆破範囲の縮小やダメージを少し下げてもいいのかなと感じました。
もうひとつ範囲攻撃系で「スカイブレイカー」という武器がありますが、こちらは連射できない武器のため対策する時間に余裕はできるのでそこまで脅威とは感じませんでした。
何十試合もやりましたが、コモドやサルボでやられることがとても多かったですね。
僕のプレイヤースキルの問題もありますが、これらはもう少し弱体化されても良いなと感じました。
味方との距離感がわかりづらい!
このゲームにはミニマップが搭載されていません。
そのため、味方の位置を知るにはピンを打ったり目視で確認する必要があります。
スピード感のあるシステムのため、気づかないうちに前進しすぎてしまい、味方と距離をとってしまうことがしばしばありました。
最初は同じ位置にいたと思っていても、お互い被弾を抑えるために戦闘離脱しているといつの間にか遠くにいたりします…。
この好きに別部隊に各個撃破されるなんてことがおく起こってしまいます。
そういった意味でも綿密な声かけや味方と敵の距離感をつかむことが勝利の近道になるでしょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
まだオープンベータ中なので、製品版がどのような形になるのかはわかっていませんが、今までバトロワゲームを避けていた自分にとってはとてもシンプルで戦闘を楽しめるスタイルのゲームだと感じました。
スピード感もあり、競技シーンとしても盛り上がるのではないでしょうか?
武器のバランスやハックのバランスも調整されていけば良質なゲームになると考えています。
UBI SOFTの珠玉の名作となることを期待しつつ、もう少し楽しんでいこうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!